9/19の小松基地航空祭の日、大型で非常に強い台風14号は九州をゆっくりと北上し東寄りに進路を変えて中国地方に到達、北陸方面に向かってくる予報でした。開催が危ぶまれましたが小松基地では時々強い風はありましたが雨降る気配はなく、3万人が航空祭を楽しむことができました。青空はありませんでしたが開催されただけでもうれしい気持ちです。
オープニング飛行は第303、306飛行隊のF-15 4機編隊です。
尾翼にある第303飛行隊のマーク(ファイティングドラゴン)は地元の白山に棲 むとされる龍がモチーフになっているそうです。
第306飛行隊のゴールデンイーグルは石川県の県鳥イヌワシがモチーフだそうです。
この306飛行隊は選りすぐりのパイロットを集め戦技教育を行う日本のトップガン的な部隊で、公開中の映画トップガン マーヴェリックにちなんだ塗装機が用意され注目を集 めていました。
機動の後は小松救難隊のU-125A捜索機とUH-60J救難ヘリによる救難展示。
そして皆さん期待のブルーインパルス、強風の中がんばってくれましたがハートや星の描きものは形ができる前に消えてしまい残念でした。
やっぱりブルーインパルスは青空が必須ですね。
最後は小松基地で人気の飛行教導群です。飛行教導群はエリートパイロットの集まりでパイロット技量向上のため仮想敵の役割を行うアグレッサー部隊です。機体には派手な識別塗装がされています。
前日の予行の時の方が派手に飛び回っていたような気がします
という感じで無事に航空祭終了でした、が、台風は確実に近づいており、スマホに悲しいお知らせが。
帰りの羽田行き便が欠航!、ちょっと覚悟はしていましたが...
しかたなく金沢からの新幹線を探すも3連休のためなのか空席は富山や長野までの席ばかり。
なんとか遅い時間になってしまいましたが残り僅かの席を確保できて疲れ果てて帰って来ました。
持って行った折り畳み傘は一度も開かずでしたが、晴れた日の航空祭が見たいと思った小松基地航空祭でした。